20代の女子3人
里山の暮らしに飛び込んでみたら・・・
茨城県
常陸太田市
茨城最北の地域、そこで出会った「地球市民」たち
茨城県の最北部に位置する常陸太田市に、地域おこし協力隊制度が導入されたのは平成23年度のこと。茨城県内でも初の取り組みでした。地域おこし協力隊員の移住先となったのは市内最北部で福島県との県境に位置する「里美地区(旧・里美村)」でした。隊員として委嘱されたのは20代の女性3人。初代メンバーは、石川明紗(めいさ)さん、笹川貴吏子(きりこ)さん、長島由佳さんです。「農村と都市、人と人、地域と地域、それらのつながりを大切にしたい」という活動コンセプトから、フランス語で「つなぐ・むすぶ」という意味を持つ「Relier(ルリエ)」をチーム名にしました。
見知らぬ新しい土地、新しい分野で経験した3年間は、学び、驚き、感動の連続。壁にぶつかり、悩むことも数えきれないほどあったはずですが、「ハプニングさえも楽しめてしまう、充実した里山生活だった」と振り返ります。
「地方に移住する」という大きな決断と共に、地域おこしの世界に飛び込んだ3人。当初は、任期が終わっても里美に留まるなんて想像していなかった・・・と口をそろえます。地域おこし協力隊として過した3年間は、どのような時間だったのでしょうか。
ゆたり文庫プロジェクト
私たちが暮らす北関東には、伝えたい、残したいたくさんの物語があります。地方の片隅でひっそりと、けれど力強く営まれている美しい暮らし、わくわくするできごと、しなやかに生きる人々。それらを集めて、編んで、お届けする小回りの利く出版。地方の話題に特化した、地方のための本。それが「ゆたり文庫」です。
ゆたり文庫
地方に暮らす。シリーズ|1 茨城県 常陸太田市 里美地域
地方とわたしとつながる世界
本体価格 ¥880
|
西ノ内和紙の
3WAYブックカバー
¥990
|
|